2015年3月13日金曜日

032 劇団ZTON「オルタソフィア-憂国の革命因子-」

やっと観ることが叶いました。劇団ZTON!お噂ばかり伺っていたので、その点でも期待していたところです。

革命とは何か、人工知能エレフに生活のすべてをゆだねてしまった国で起きる官僚、公安(警察)、革命軍と貧困街に住む人々を巻き込む革命の物語。

ごっつエンタメです。前に観たKING&HEAVYを思い出しました。勢い!
殺陣が多くて見ごたえがありましたが、多すぎて大変だなぁとふと現実に戻ってくるのですが。

物語として革命を起こす者たちのきっかけに3つのステップがあるということが分かるのですが、最後の3つ目のステップが非常にもったいないと思う。貧困街の描き方をもう少し丁寧にしてくれたら共感度もぐっと増すのに、もったいない。やはり1つ目2つ目の流れから3つ目は何来るんだろうかと期待した分、拍子抜けになってしまいました。そこは、貧困街の描き方でしょうね。貧困の実感をわかすためのエピソードがあとひとつあれば深まったのではと思います。

会場の京都府文化芸術会館は初めて行ったのですが、少し小さな市民会館という印象で、もちろん小劇場としては広いところでした。
そこでの舞台の使い方って本当に難しい。何度か他の演劇でも会場のことを書きますが、広い場合の使い方ですよね。
おそらく稽古場でも想像していたよりも広いのでしょう。端から端への移動、客との空間距離感、全体を観たときのバランスなど、実際に使って試さないと分からないことが多いのではと思いました。
声の届き方、音量、照明の当たり方、いろいろと改良点があると思います。

おそらく殺陣の稽古は相当されたのではないかと思います。それくらい完成度の高いものを見せてくれていました。惜しむらくは、役者同士の距離感です。これは時間を割いてないのではないだろうかと思いました。うまく言えませんが、役者と役者の間や関係性が垣間見える様子であったり、設定されているものが見えてくるには後少し足りないと。

それでも最初に書いた勢いですよ!ぐっと魅せきるところが魅力なのだと思います。どうぞ突き進んでほしいとも思いました。

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