杉原千畝を題材にしたストレートなお芝居でした。
名作「シンドラーのリスト」を思い出しながらの観劇。
よく言えば丁寧な、悪く言えば波風の立たない物語。
ダブルキャストを採用していたみたいなので、もう一つのほうと見比べることはできなかったのですが、若さが前面にどうしても出てしまっているので、自分たちより齢が10歳ほど上をいってしまう演技は難しかったのではないでしょうか。
他の演劇でもそうですが、思ってしまうのはチラシの踊り文句のほうがよっぽど面白くとれてしまうことがある。この作品もその一つだと思います。
修羅場ほどの修羅場は感じず、父と娘の家族との距離感はそれほど近寄らずでした。
杉原千畝への敬意というのでしょうか、愛は感じられたような気もします。
気になってしまったのは、音響のミス。単純ミスもありましたし、タイミングが悪いもあり、あぁお芝居なんだなとのめり込むことをストップさせてしまいました。残念。
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