選挙を舞台にいわゆる男的考え方を主張する女性立候補者を描いた作品。相変わらずこの手のテーマを取り上げるところにうまさがあると思う。非実在少女ノルテちゃん?だったろうか、そちらのほうが面白かったのだが。
女性のためのと叫びながら、公約とはかけ離れた女性議員は実在しそう。実際そんなもんかもしれない。こうあるべきだというべきだ論と男はこうで女はこうという決めつけ。できればもっとぶっ飛んでほしいということを観劇後、思いました。
笑うに笑えないネタが自分としては多くて、多くの問題を提示してくれているとは思う。親のいない子供がどうのとか、セクハラ元市長や利害関係を考える応援団長、議員になることが女性の社会進出の方法と固執した考え方。生き方ぐらい好きにしたらいいのに。それでは作品にはならないか。
バイアスのかかった問題を問題として取り上げ、喧嘩を売る作品は好きだ。
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